光と色をコントロールして、写真の魅力を最大限に引き出したい
写真をより魅力的に見せたいとき、効果的なのが光と色の強調だ。ここでは上品な発光と、クリアな色調をテーマに絵づくりを行っていく。「ぼかし(ガウス)...」フィルタの使いどころがポイントだが、発光表現で必須なのは、最初に適切な選択範囲を作成しておくこと。そして色調をコントロールする際には、描画モードの組み合わせが重要になる。
被写体が柔らかく発光しているような効果をつける場合には、写真全体ではなく部分的にぼかしをかけるのがポイントになる。ここでは元写真とアルファチャンネルを組み合わせ、適切な選択範囲をすばやく作成していく。
写真を開いたら、選択範囲メニュー→「すべてを選択」して、「コピー」を実行。続けてチャンネルパレットを開き、新規チャンネルを作成し、そこに「ペースト」する。このチャンネルは「色調補正」→「明るさ・コントラスト...」などを用い、コントラストを上げておく。
レイヤーパレットに戻り、背景レイヤーを複製する。上の複製レイヤーを選び、選択範囲メニュー→「選択範囲を読み込む...」で「チャンネル:アルファチャンネル1」を読み込み、選択範囲をdeleteキーで削除。このレイヤーは「色調補正」→「カラーバランス...」でマゼンタ系の色に整える。
マゼンタ系のレイヤーは「描画モード:乗算」に変更し、「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)...」フィルタを強めにかけて、光がにじんだ感じを表現。仕上げに背景レイヤーを複製し、マゼンタ系と背景レイヤーの中間に配置して、「描画モード:スクリーン」に変更すれば完成。
アルファチャンネルのメリット
選択範囲を8bitのグレースケール画像として保存できる場所がアルファチャンネルだ。この「画像として保存できる」という点が重要であ。文中でも触れたように、選択範囲を「通常の画像と同様に操作できる」からだ。もちろんレイヤーマスクの登場以降は活躍の場が少々減っていることも事実だが、使い方次第ではかなり複雑な画像処理が行え、Photoshopの要のひとつといえる機能である。
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このページは、Hiroshiが2008年5月10日 16:31に書いたブログ記事です。
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