屋外写真の写真に逆光効果を与え、光があふれている印象にしたい
写真を撮る際に逆光を防止するため、レンズに光源が映り込まないようにするのが一般的だ。しかし光があふれているような質感にしたい場合に効果的なのは、逆光による光の演出。このような効果を手軽に与えられるのが、「逆光...」フィルタだ。さらに温かみのある光を演出したい場合は、「カラーバランス...」で赤や黄の色味を調整し、レイヤーの[描画モード]を組み合わせることがポイントとなる。
逆光による光源の映り込みを加えたい場合には、「描画」→「逆光...」フィルタを利用する。さらに光の強弱を表現するのは、アルファチャンネルに描いたグラデーションを使うのが有効なやり方だ。
まず屋外で人物を撮影した写真を用意する。ペンツールで人物を囲むパスを作成したら、パスパレットの[パスを選択範囲として読み込む]ボタンをクリック。この選択範囲を保持したままレイヤーパレットに戻り、コピー&ペーストして人物のみのレイヤーを作成しよう。
続いて背景レイヤーを複製したら、「描画」→「逆光...」フィルタを選択して、「明るさ:160%」、「レンズの種類:105mm」に設定する。[光源の位置]は人物の顔の右上にして実行。このレイヤーを複製して、再び「描画」→「逆光...」フィルタを実行する。今度は「明るさ:200%」、「レンズの種類:50-300mmズーム」に設定し、[光源の位置]は変更せずに実行する。
今度はチャンネルパレットで新規チャンネルを作成し、図のようなグラデーションを描画する。このアルファチャンネルを選んだまま、パレット下の「チャンネルを選択範囲として読み込む」をクリック。作成された選択範囲を保持したまま、レイヤーパレットに戻り、最前面のレイヤー(人物の切り抜きレイヤー)を選んでdeleteキーを押し、必要のない部分を削除した。最後に[不透明度:50%]に設定した消しゴムツールを使って、人物の光が当たっている部分(腕)を消したら完成だ。
「逆光...」フィルタの光源位置を数値で設定する
「逆光...」フィルタの光源位置は目見当で設定してもよいが、正確な数値で設定したい場合もあるだろう。そういったときは、「逆光」ダイアログボックス内にある[光源の位置]プレビュー内を、Ctrl+Altキーを押しながらクリックしよう。すると、「精細な光源の位置」ダイアログボックスが表示されるので、ここで数値入力すれば、光源位置が的確に設定できるのだ。
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